漆/



漆という素材の魅力に魅せられて。制作や本の話や雑話など。

2017年7月8日土曜日

アートの今・岡山2017「表装」

大変ご無沙汰になってしまいました。。
展示のお知らせです。
岡山県内の企画展に参加いたします。

アートの今・岡山2017「表装」
「アートの今・岡山」は、岡山における現代美術表現の「今」の姿を紹介する企画展です。
開催12回目となる今回は、日本の伝統技術「表装」の現代における新たな可能性に注目します。
本展では、岡山の表具師と新進アーティストが、ともに考え対話を重ねながら現代美術と表装との融合を試みました。互いの表現や技術に対して「はじめまして。」の関係から始まる新しい創造。瑞々しい感性と伝統的な装いが織りなす洋魂和才の表現をご覧いただきます。

【出品作家×表具師】
片山康之(彫刻)×加藤萌(漆工芸)×平井龍仙堂(表具)
高本敦基(現代美術)×井上春琴堂(表具)
藤井龍(現代美術)×大西表具店(表具)
杉浦慶侘(写真)×小村芳潤堂(表具)
龍門 藍(絵画)×鳥越泰昌堂(表具)
巛(写真・工芸)×松本清竹堂(表具)
炭田紗季(絵画)×小村芳潤堂(表具)×大西表具店(表具)

【会場/会期】
岡山県天神山文化プラザ
第3・4展示室
2017
719() 730()
9
301800(最終日は1600まで)
月曜休館/入場無料
*夢二郷土美術館と連携開催
<巡回>
新見美術館
2017
99日(土)~109日(月・祝)(月曜休館)
9
301700(入館は1630まで)
月曜休館(但し9/18, 10/9は開館)
入館料金:一般400円(350円)/中高生250円(200円)/小学生150円(100円)
<巡回>
勝央美術文学館
2017
1111日(土)~123日(日)(月曜休館)
10
001800(入館は1730まで)
月曜休館
入館料金:一般400円/65歳以上・大学生・高校生300
【連携開催】

夢二郷土美術館 本館 
「LOVE夢二」
2017
627日(火)~910日(日)(月曜休館)
内容:愛され続ける夢二作品の魅力、表装を併せて紹介します。
開館時間:9001700(入館は1630まで)
月曜休館
入館料金:一般700円/中・高・大学生400円/小学生300


どうぞ宜しくお願い致します。



2016年11月5日土曜日

one dream



犬、の背から人間が出てくる。
「見てらんねぇなぁ」と、ぼやきつつ。

混ざりもんはここでは殺されないらしい。
人にはとても耐えられぬ。
樹はそれをよく見ている。
足はまだ獣のままだ。


貸し、ひとつ。
ここを出ること、帰ること。

空気に慣れれば元に戻る。
三年は捕らえられていた。

目の下に黒子二つ。
背には細やかな紋様。

2016年7月17日日曜日

モコモコ


最近は小学校で原型制作。

もこもこもこ。

今の時期、ちょっと暑苦しい。

さて、11月の締め切りまで間に合うかしら。。



2016年5月6日金曜日

食す



「 食す 」

台所は、いつもちょっと生々しい。
食べられるものにとって、そこは殺戮の現場であり、
食べるものにとって、そこは命の糧を得る場所だから。
他者の命を奪い、生きて行くものの感謝と祈りが、
台所の道具を美しい形にし、作法を生み出す。
だからこそ、台所は汚れてはいけない。
食具は美しくなければいけない。


ー 赤木明登 /「美しいこと」





食事は義務のようであった。
動くために食べる
そんな感じ。

意識の変化はここ最近のことで、
食 が美しいと感じる。
作る人も素材も
とても美味しいものだから、ふさわしい、美しい器に盛りたい
それから食とは大事だということも。

ただ、長く愛せる茶碗と大皿を探しているが、もう3年も見つかっていない。

いいものと美しいものは ふとした瞬間に分かったり、見つけたりするんだろうけど、
いざ探すとなると、これがなかなか難しい。




2016年1月14日木曜日

URUSHI WORKS 2016

  展示のお知らせです。
  漆のグループ展に参加いたします。

  URUSHI WORKS 2016
    会期:2016年2月19日(金)〜2月27日(土) 日曜休廊
  時間:AM12:00〜PM7:00(最終日は午後4時まで)
  会場:ギャラリー田中 (〒104-0061)東京都中央区銀座7-2-22同和ビル1F


  どうぞ宜しくお願い致します。


2015年5月3日日曜日

微睡みを



前回の展示に出ておりました。乾漆の、目の青いウサギ。